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2006年 10月 12日
ものすごいものを観せられた!!
「最高に良いライブだった」と思い出に残るライブはいくつかあるけれど、そのどれとも違うはじめての感じ。 そして“またかよっ!”って感じですが・・・ あまりにもすごかったので冷静にレポなど出来るわけもなく、感想もまたばらばらと思いつくままに書いていくことしか出来そうにありません。毎度もどかしいです(苦笑) ラス前の仙台の様子を見聞きして、リラックスした壊れ気味のライブを予想(期待!?笑)して挑んだファイナル札幌。みごとにその期待は裏切られました。 the pillowsもMr.Childrenも「最後の夜を最高のライブにしたい」と気合十分で、このツアーへの想いが溢れる熱いステージでした。 すべりまくる桜井さんのMCとかしゃべりすぎなさわおさんとかも見たかったけど(笑)貴重で感動的な熱い3時間を過ごせて満足です。北海道まで行ってよかった。本当に行ってよかったです。 観戦環境に関しては・・・ピロウズが始まっても最初にいた場所をキープしようと必死で踏ん張ったり、曲間のたびにしゃべってたりするミスチルファン多数。そんなんで前半は集中できなかったけれど、なんとか非難して後半は良い具合に楽しめました。棒立ちの人はいたけれど、その人達との位置関係が良かったので、逆に最前線だったにもかかわらず若干隙間が出来て動きやすかったりもしたし(笑) そしてピロウズが終わった直後からぐんぐん押しが来て3列目あたりで前の人の頭しか見えない状態で待機。ミスチルメンバー登場でさらにギュギュッと押されて、健ちゃんは意識的に見ないと見えない位置だったけど他3人はクリアによく見える好ポジションv ライブは本ツアー3回目の参戦にしてようやくミスチルに集中できた。というか完全にMr.Childrenにもってかれました。泣かないように頑張ったけど、こらえきれずに何度か泣いてしまったし。 だってね、あんな感情剥き出し丸出しの桜井さんは初めてみたんだもの。 なので今回はミスチル・・・いや桜井さん(敢えて言い切る)の感想メインです。 最近じゃかっこつけようと思ってもあっという間ににんまり笑顔になってしまう桜井さんが、笑顔も比較的少なく終始目を潤ませて今にも泣き出しそうな男の子のような表情で唄ったり話したり。誰のことも意識してない、ただとにかくあの空間の中にずっといたい、演り続けたい、終わりたくない、その気持ちだけで動いているようで、なんかそれだけで胸が熱くなって目が離せませんでした。 誰よりもこのツアーを楽しみ、誰よりも終わってしまうことを惜しんでいたんだと思う。何度も何度も吠えては抑えきれない感情を吐き出しているように見えました。 どの曲もすべて素晴らしかったけれど、今まで以上の気迫で歌い上げられた『ストレンジカメレオン』は圧巻でした。 (イントロで沸き起こってしまった手拍子(最悪)を唄で止めさせた桜井さんに拍手!) この曲の叫びとすら感じられる桜井さんの唄に、Mr.Childrenの演奏に圧倒され泣いてしまいました。 泣きながらも思いっきり(口パクで)一緒に唄っていたら、それに気がついたからかどうかは判らないけれど、うなずく様にしっかりと目を合わせて唄ってくれました。これでさらに涙涙涙。 ちなみに「気のせい気のせい」と鼻で笑われる方も多いかとは思いますが、昨日は本当に何度も目を合わせて唄ってくれて、久しぶりにさわおワールドから桜井ワールドへ引き戻され今はどっぷりです。(それでもアンコールの時にはさわおさんにばかり目がいっちゃいましたけど。笑) 『しるし』と続けて演奏されたもうひとつの新曲、今までは「たいした歌詞じゃないから、身体で感じて欲しい」といっていただけだったのですが、ファイナルでその真相(ってほどのことでもないけど)が明らかにされました。このZeppツアーのため作った曲だったということです。これを聴いて、あの東京1日目のナカケーの拳に感じたことは間違いなかったと確信し、サビでは自信もって(笑)力いっぱい拳突き上げながら踊りました。やっぱりカッコイイですこの曲。DVDでもなんでもいいので音源が早く欲しい。 ファイナルはメンバーのテンションが特別なことを除けば、具体的な他との違いはさわおさんの即興で創った曲とアンコールが1曲多かったことの2つ。 さわおさんが東京公演後に興奮して眠れずに創り、急遽演奏弾き語りで演奏してくれた『MISTER BUSTER』はとても短い曲でしたが、ストレートにこのツアーのことを唄ったとても良い曲でした。 歌い終わった後に「1回だけのために曲を作ったのははじめてです」と少し照れくさそうに言うさわおさんがとても印象的でした。 そしてこの曲、アンコールで登場した桜井さんが突然「今から人の曲をやります」と言って一部分をアレンジと歌詞を付け加えたような形で唄ったんです!唄った後は「パクった!」ってすごく嬉しそうに(笑) きっとさわおさんがこういう形ツアーへの想いを曲にしてくれたことが本当に嬉しかったんでだろうなと、桜井さんの胸中を勝手に想像して感動してました。 それに本当に短い曲だったし、きちんと歌詞を憶えているわけではないけれど、今回のツアーを集約させたような、あのなかにすべて詰め込まれているような曲でした。 無理な願いかもしれないけれど、もう一度聞きたいです。 アンコール、Mr.Childrenで『and I love you』Mr.ChildrenとさわおさんとPeeちゃんで『everybody goes』終盤で酔っ払いおじさん達(しんちゃんと淳さん。笑)登場!!何故か私のテンションは最高潮!?無駄に両腕あげちゃったもんで、自分の腕で出てきたしんちゃんたちが見えにくくなる始末(笑)・・・そういえばこれもファイナルだけでしたね。 そしてピロウズメンバーを見送り、今までなら続けてミスチルも退場となり終焉だったわけですが、ギターをおろしながら「まだ帰らない!!」(まだ終わらないだったかな?はっきり記憶にない)と高めの張った声で言い、ギターを持ち替えてるじゃありませんか!!さすがファイナルです!! そして、もう1曲やるに至った経緯と話すと長くなるからといいつつさほど長くもなくDNAのMC。 プラス1曲(『名もなき詩』)の経緯は、リハーサル中に客席最前のセンターのあたりにテクテクやってきて「アンコールミスチルでもう一曲やったら?」と言ったさわおさんの言葉に甘えてとのこと。もっとやりたいであろう桜井さんの気持ちをくみ取って言ってあげたに違いないんです(妄想?)。もうさわおさん素敵すぎですよ(涙) そりゃそんなさわおさんにアンコールステージ上で“最高のライブだった”なんて握手求められたら桜井さん泣き顔にもなりますよ。 ちょっとちゃかした風な言い方だったけど、それを受けた桜井さんの表情、泣くのをこらえてギターを鳴らしながら吠えた声、あの瞬間の光景忘れません。 みんなそれぞれにいろんな想いでこの対バンツアーを喜んだと思うけれど、 私にとっても本当に文字どおり夢の共演。これ以上はない共演。もう2度とこんな対バンはないでしょう。 それぞれに大好きでたまらずにいたバンドがあんなふうにお互いをリスペクトしあいながらツアーを回る。考えれば考えるほど鳥肌がたつくらいすごいこと。そのツアーに立ち会えたこと。本当に本当に幸せです。 the pillows Mr.Children 最高!!!ありがとう!!! とりあえず無理やり締めましたが気が向いたら随時追記予定・・・ 23:00 古渓さんのブログが早くも更新されていました。こんなに早いとは思わなかったw 彼はの感想は同じバスターズの一人としてとても共感できる。 そしてさらにファンには見ることの出来ない楽屋での様子を伝えてもくれる。 今回はそんな古渓さんの視点でのMr.Childrenの感想がたっぷり。 読んでたら、泣けてきてしまいました。 そしてなんだか知らないけれど、えらく嬉しい気持ちになりました。 古渓さんの撮ったMr.Childrenの写真が見たい。ものすごく見たい。 「MISTER BUSTER」は本当にピロウズメンバーも知らなかったんですね。 そしてやはり桜井さんも1度聞いただけでのカバーだったんですね。 すごい。 -the pillows セットリスト- ノンフィクション Ride on shooting star CARNIVAL プロポーズ Funny Bunny 空中レジスター アナザーモーニング MISTER BUSTER(さわお弾き語り) つよがり(Mr.Childrenカバー) ※リリース前 バビロン 天使の詩 I know you スケアクロウ ※リリース前 サードアイ この世の果てまで ハイブリッドレインボウ -Mr.Children セットリスト- Tomorrow never knows 光の射す方へ 箒星 ストレンジカメレオン(the pillows カバー) Prism ロードムービー しるし 新曲(Fake) ニシエヒガシエ 終わりなき旅 Worlds end ~EC~ and I love you everybody goes(Mr.Children&さわお&Peeちゃん) ~WEC~ 名もなき詩
by autumn-flowers
| 2006-10-12 21:17
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